オヤバカブルース | かんの虫

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ニンプ日記〜ハハ日記へ

2010年7月29日、男児出産しました。
はじめての育児に
めくるめく日々です。

1歳といえば
あんよできる?
おしゃべりできる?
「何歳ですか」「(ひとさしゆび)」できる?
「○○くーん」「はーい」できる?

できるおともだちもたくさんいるけれど
うちのボウイはまだまだできません。

   ◆

1歳1ヶ月になりました。
ハイハイがだいぶスピードアップしました!
つかまりスクワットができるようになりました!
…みんなよりちょっと遅いみたいですが汗
1歳になるともう赤ちゃん卒業だな!と思っていたのだけれど、
まだまだ赤ちゃんでした。笑

   ◆

「~ヶ月くらいになると
 ~ができるようになる」

ひらきなおりかもしれないけれど、
この言葉につい悩んでしまうのは
なかなかどうしてしょうがないですよね。
個人差があるし気にすることはないって
自分はこんなこと悩むはずはないと思っていたけど、
実際、子の成長に対峙してみると
まったく気にならないと言えば
やっぱり大嘘。

気にしてはいけないとは思うし、
無意味で無用だと理解はしているけれど
ふとした瞬間、この気持ちにおそわれることがあります。

そして、これからもずっとその
自分の弱さを感じ続けるのかもしれません。

   ◆

でもそのたびに思い出そうと思うのは、
どの子の親も、きっとそうなんじゃないか
ということです。

あんよがはやくできたけど、
ごはんをなかなか食べてくれなかったり

ごはんをたくさん食べてくれるけど
足りないと泣き叫んでおさまりつかなかったり

どのおともだちのお母さんもみんな悩んでいます。


いや、うまく自分をコントロールできて
悩んでもしょうがない と
子育てをとことん楽しむことができているお母さんも
なかにはいるのかもしれないけれど

でもまあ悩む悩まないは別として
とにかく

みんなそれぞれ
上手なことと
まだ上手じゃないことがある ということ。

   ◆

また同時に、そのたびに
わが子のすごいところを指折り数えようと思うのです。

おともだちと比べてしまうのは
きっと、わが子のことをちゃんと見ていないとき。
視界の端にしかわが子をいれてなくて
焦点がちゃんとあっていないとき。

そんなときは
自分の中のオヤバカ成分を500%に増量して
目をハートマークにしてやれば
きっと
そんな弱くて湿った気持ちを
ふきとばせるような気がします。

   ◆

なぜ今日そんなことを思ったかというと

うちの子は今日
ハーモニカをふけたんです!!
今までは、ふいてみせて、
口にちゃんとした向きであててあげて
はじめてふけたのですが、
今日は、自分ひとりで
大きな音でちゃんとふけたんです!
す・ご・い!!!

子どもって
ほんとうに驚くようなことが
できてしまうことがあるんですね。
可能性をたくさん持っているんですね。


ああきもちがよい!
オヤバカばんざい!


ついでにブルースハープらしく
右手動かしてファンファンと
ビブラートかけるみたいなのも
教えておきました。



「うちの子はね、まだ○○できなくて~」
とか、すぐ言ってしまうんですが
こんな社交辞令(?)はそもそもいらないのかも。